ホシミツで

地下フロアがリニュ中でありますが・・・
北野エースになったお陰でアキタさんが買えなくなったりとか、
京都東寺の茎屋さんのお漬物が買えなくなったりとか、
昨日ミチさんから貰ったチラシを見て、洋菓子売り場の面子にガックリ（やっぱり？）しちゃうとか。
１６日がグランドオープンって事でまだ工事中だったりするこの週末に、頭の中の電卓を切って適当に籠に色々入れたら微妙に２０００円に届かない（汗）
あ～上で北海道展やってたなぁ、とエレベーターに乗って・・・

ロイズのタブレットでイイかなぁ、と思うものの、
とりあえず１周しようと思ったら、とあるブースに引寄せられて。
「う～ん、なに？どれが気になるのかわかんないなぁ～？」と兄さん。
「え～～っと、どれも気になるんだけど・・・やっぱコレ。」
「だよねぇ。コレはちょっと珍しいでしょ。昔は地元でも作っていたらしいんだけど、獲れなくなってからは廃れてしまって。ウチで５年くらいまえから復刻したんですよ。北欧じゃ今でも同じように作ってるらしいですよ。」
「そうなんですか。って、そのものの味って食べた事ないんですよ。こっちじゃ魚屋さんには並ばないし。」
で、試食。塩が効きすぎたらアウトだけど、これならＯＫ。
食べ方も想定どおり。問題は・・・と思ったら兄さんは察する。
「すぐ捌きますよ。」「じゃ、下さい。」

「中骨、ハラミ、頭はこんがり焼いて食べてね。」「うんうん。」

「コレって、冷蔵庫で・・・」
「空気に触れないようにすぐオイル漬けにすれば大丈夫だよ。」

利尻島北洋食産・鰊の燻製１匹1260円也。

安いか高いか？と言われると安くはない、けれど食べてみたい欲をソソラレル食材だったのですよ。コレを絶対に美味しくいただく術が今のきさ家にはあるのだよ。
１０月は木村シェフん家の瓶詰め保存食の消費月間なんだな～

半分はハーブオイルに漬け込んで、半分はピクルスの漬け汁で〆てみた。
〆鰊はピクルスと白アスパラの水煮（もちろん木村家製）と合わせてみると・・・うんうん美味しい！！
こんがり焼いたアラの身も美味しかったなぁ。

気になりつつも手が出ないでいた「エゾバフンウニの瓶詰め（蒸）」←小さな瓶で２１００円。
「コレ、気になるでしょ？お味見しません？」と言ってくださったので遠慮なく。
ホントにシンプルに昆布の上で蒸しただけ。濃厚でおいし～～～い！でも買えないけどね。
なかなか辣腕の兄さんらしく、思いがけず面白い食材を発見できたなぁ。
他にも某通信の新食材コーナーに取り上げられそうなモノが色々でした。