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長月上洛・その4 [愉しい休日]

二日目は自転車ですよ。秋晴れですよ!嬉しい!!
・・・ホントはちょっと夏みたいに暑かったんだけどね。雨よりはずっとアリガタイ!
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せっかく第4日曜だし上賀茂神社に、と当初は思っていたけれど・・・とてもその気力はないの。
先ずは朝ごはんでしょ。隊長を万全の体制で迎えるために、冬に一度きさ家だけで下見を済ませていたのは
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丁度1周年を迎えられた百万遍きりん家さん。
ゲストハウスの1階、という立地ということで7:00~の営業(モチロン宿泊者以外でも利用できる)のはホントに嬉しいのです。
きさチョイスは絞りたてのミックスジュース(りんご、グレープフルーツ、にんじん)と
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単品でスープだけ。←今後の展開を考えて炭水化物は抜き。
↑にお味噌汁が隊長チョイスの和の朝ごはん。
スープにはお野菜たっぷり。優しいお味で癒されつつ、ジュースでしゃっきり。いい感じ。
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意外にもベーコンエッグ&パン(斜めスライスのバゲットトーストが4枚くらい+)はダーチョイス。とろとろ目玉焼きにパンチョイ付けしつつ。
「・・・山にでも行かはるん?」
ダーのリュックを見ると必ずこの質問が(^^;
「いえ、ただただ京都で美味しいモノを食べるんです。だからこの中にはだんだんお菓子とか、パンとか・・・」
前回は丸腰だったからね。次回自転車だったら必ず覚えられてしまうかな。
「ごちそうさまでした!」と外に出たところで
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可憐な藤袴。すっと背が高くて薄く淡い紫の小さな花は1~2分咲きかな。
満開だとまた雰囲気が変わるのかもしれませんが今は「ためらい」の花言葉がぴったり。
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秋の七草のフジバカマも原種は絶滅危惧なのだそうで、KBSの呼びかけで保護活動が行われているそう。←ちょうど女将さんが出てきて下さってお話して下さいました。
この藤袴を目指して台湾から”アサギマダラ”という蝶が渡ってくるのだそう。
渡り鳥でも凄いと思うのに・・・てふてふが!まさかがそんな長旅をしているとは!!

今出川パン屋通りをきこきこと。昨年夏のオープンから上洛の度にお邪魔しているお店に
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隊長をご案内しておかないとね。
前回椅子だけだったのに、テーブルが設えられている!
今はまだ取り売りのパックドリンクだけですが、店内でパンを頂く事が出来るようになりました。
そして、ものすんご~いメニュを見てしまったんだよ。
あ~~今、思い出してもヨダレが・・・ハァハァ。塊が・・・じゅるじゅる。
コレとワインと、ピスタチオのグルグルと美味しい珈琲がフルセットで楽しめる日も遠くない!と願いたいなぁ。
各々翌朝に向けたチョイス。男子はソーセージな気分だったらしい(笑)
きさはおさつ入りのクリームパンを。珍しいなぁ、と思ったのですが、マダムによると荒神橋時代からの定番(おそらく秋メニュでしょう)だったのだとか。
プティサイズのバゲットも購入しましたが、次回はトラディショナルのシェアが良いかも。
プティはサンド向きなのですって。

新旧名店を横目で眺めつつ、北野天満宮近くまでやってきました。

・・・ん??
ス・トップ!&Uターンするよっ!!
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この佇まいに隊長と暫しゴニョゴニョ。
入るべきか、どうするか?・・・このツアーの基準は”しののめさん”(寺町通じゃないよ)なのですが、盛塩とお花の美しさにgo!判定。
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なんとまるで”○ン○レ○”のお母さんみたいなお母さん登場。可愛すぎるぅ~
おじゃこではなくお茶と山椒を炊いたの。甘みはナシでお醤油味で。
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3人分の試食をいただいて(ゴハン欲しい!)当然1袋ずつ購入。←が、最後の荷物仕分け時に誤って両方きさ家分に入れてしまったのです。
スイマセン・・・次回必ず、って事でお許しを。

北野天満宮から御前通りを下ル下ル。
お菓子なツアーに於いては”ほぼ未開”のエリアです。
むろ井さんでランチ、って訳ではなく(モチロン食べたいけど胃袋がそれを許さない!)
も~っと下って、今回絶対に隊長をご案内したかった
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ダリさん2号店のルマ店へ。是非ともカカオ香るカカオドリンクを!と思ってね。
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三条本店には何度かご一緒しましたが、ルマカカオがオープンしてからは隊長は初めての上洛だもん。
・・・が、ここで衝撃の事実が。
ルマ店は今日を以って営業を中止して、以後はショコラ増産に備えラボだけになるのだとか。
まさかまさかのお話に、も~どうして??
いや、おめでたいハナシ(祇園店がオープンだしね)なんだけど、カフェが楽しめる場所が無くなるのは寂しいよね・・・いつか伊勢丹の隅っこでテイクアウト専門でイイからショコラドリンクが楽しめたら電車旅の〆に最高なんだけどね。

そして話題は前週の新宿高島屋で先行販売された”ザ ダリケー”のことに。
深甘氏のインプレを伺ってしまうと、そりゃ食べたい訳ですが・・・祇園店限定(しかも開店は10月2日と微妙に早い。ルマ開店の時もそうだったもんなぁ)だと事前の電話で伺っていたのだ。←可能なら予約するつもりだったのだ。

が、ココでお菓子の神がニコリと微笑んだのです。
「あの・・・ワタシ、先日お問い合わせのお電話を本店で受けたのです。」
おやまぁ、しかも彼女は是非とも一度お話をしてみたかったショコラティエールさんと判明。
彼女の参入によってダリさんの進化スピードは増したのは間違いない訳で。
キラキラした瞳でご自身が取り組むショコラの魅力を語る声を聞けて嬉しかった!

両サイドの男子はアイスのカカオドリンクを、きさだけあったかいのをお願いしました。
ギュイ~ンとカカオを挽く音が店内に響きます。
やがてイイ香りが漂ってきて、テーブルに運ばれたのは

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あまりに感動で写真なんて撮れませんでしたよ。←うそ。ホントは写メだけはしたけど。
心尽くしのおもてなし。
「ホンのひとくちだけですけれど・・・クリームを添えた方が美味しいって仰っておられましたから。」
味わえたことよりも、そのお気持ちが嬉しくて、嬉しくて。
いや、もちろんありがたく頂戴しましたよ。

カカオ、砂糖、バター、タマゴ(もちろん配合はナイショ!)
それだけ。
でも、その素材をこれほどに活かしきったガトーになるとは!

「ひゃあ!」と思わず声が出て、椅子からお尻がフワリと浮く心地!
こんな凄いの・・・絶対に誰も食べた事がないハズ。
まさに”カカオ香る”ガトーショコラです。

そうそう、嬉しいお知らせも聞かせてもらえましたよ。
やっぱり、そう来ましたか!って展開。・・・た・の・し・み・ぃ・♪

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