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心尽くし [愉しい休日]

「お帰りなさいませ」って響きが、なんとも。
それが聞きたくてお散歩に出掛けた、なんて可笑しい?
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ね、ホントにシンプルなアプローチでしょ。名旅館≠豪華絢爛ということかしら。
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部屋に戻るとすぐに冷たいお茶が。宿泊カードに記載するのもちょっと緊張。
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トム・クルーズ氏、リチャード・ギア氏、ハリーポッターのお三方もこのお部屋だったそうです。
贅を尽くした世界を知っているセレブリティたちもきっと、この空間には心を掴まれたのではないかと思うのですが。

程なく夕餉の支度が整えられました。もうお腹はペコペコ、準備万端です。
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お品書きを眺めながら期待を膨らませ・・・俵屋オリジナルの辛口で乾杯♪
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すっきりした味わいのお酒はスイスイと。はぁ~~シアワセ!!
粽の中身は鯛の子、鯵の棒寿司、碗の葛仕立てもずく。
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お造りは皮目を焼いた鱸を煎り酒で。生雲丹は海苔で巻いてお醤油で。
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脂の乗ったアイナメと湯葉豆腐のお椀には柚子の蕾。残念ながら花を愛でることは叶わず。
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鯛の木の芽焼きと粟麩と人参葉。左は柔らかな鮑の味噌焼き。
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翡翠色鮮やかな加茂茄子と豌豆にふっくら穴子。
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蛸とずいき(白ダツ)に若布酢でさっぱりと。
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やっぱり最後は赤だしでしょう。お腹いっぱいだけど、ピカピカご飯もしっかりぺロリ。
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ひんやり苺と枇杷でご馳走様!

京料理は薄味、というのが一般的なイメージですが全くそうは感じませんでした。
むしろ
もう少し薄くても、というくらいで。←3人とも薄味好みです。
温かいもの冷たいもののバランス、お料理のペース、食材の選択とボリューム、全てに満足。

お膳が下げられた後には
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オリジナルのお干菓子!かわいいピンクと水色なのです。
ギャレリー遊形で販売されていたのは白いものだけだったような。

・・・もう22時だよ!
急いで行かなきゃ!
お風呂を後回しにしてでも、この後の時間を過ごすべき場所があるのです。

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