如月ユルリ上洛・その６

もうチョイ北の門から出るつもりだったんだけど、烏丸通を歩くうちに

・・・ん？足腰の神様ですか？？
とりあえず今は心配はしていないけど、護王神社へ入ってみたりして。

本殿では結婚式が執り行われるところのようで、外からチラっと。

拝殿の四神を見上げて、イノシシだらけの境内をグルっと。

そのまま更に一条まで進みまして、そうなると向かう先は当然

や　ら　と
去年の夏に初めてリニュした菓寮で氷を食べて、ココは必ず隊長と行かないと！ってずっと思ってたのデス

ちょうどお昼時とあって静かな店内

贅沢にもライブラリ裏手のチョッと個室みたいなテーブル席に収まりまして

さて、この中にはナニが？？

ずっと食べてみたかったお赤飯！温麺とお漬物、ナゼか蒲鉾が添えられます。
赤・紅・朱が美しすぎる！！

更に磯辺巻き！いったいこの３人は菓寮に何しに来とるんじゃ？？とツッコミを入れられそう。で、あと１品は

季節メニューで粟ぜんざい←実は粟ぜんざいって初めて。

むふふふ。贅沢じゃ～

あろうことか

虎屋総本山で

こんな捻くれた発注しちゃって大丈夫なのか？？

・・・大丈夫。老舗は寛容なのですぞ。

せっかくやって来たのですから、思う存分ゆ～っくり

貴重な蔵書を捲ったり（次にツナガル銘店の事もチェック出来たし！）
お庭をグルっとしたりして。

離れの工房では職人さんたちの姿も眺められます。この奥側に駐車場もあります。

お宝がざくざく入っていそうな蔵もあったりして。

入り口側のサンルーム風の席もなかなか良いです。大人数でも使えるかも～

そうそう、厠にも忘れずにどうぞ。
全てが流石の風格です。ゆっくり時間を楽しむのが目的ならば、是非一度。


さて、どうしようね？・・・あまり考えていなかったので、そのまま烏丸通を上がって

またまた菓子資料館に行っちゃいました。
確認しなかったのでダメダメだったのですが、前回とあまり展示内容が変わっていなかったの。でも御菓子の貴重な文献は何度見てもオモシロ～イ！
甘葛（枕草子のかき氷でも登場しますね）の椿餅とか、西洋菓子の画とか。
そして日本人ってつくづく新しモノ、美味しモノ、綺麗モノが好きなんだな～って。

結局今回も（肝心の？）売店はスルーして、おやつ目指して今出川まで戻ります。