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湯島のルージュゴーシュを悼む [日々のこと]

ルコントご出身の加登学シェフが3月に逝去されていたことを、
ロワゾー・ド・リヨンさんは4月29日を以って閉店されていたことを、
あやのさんのblogを拝見して知りました。
シェフの詳しいご経歴は下園さんのインタビュー記事をご覧下さい。

まだ45歳という若さだったそうです。
2階のサロンからチラリとだけ拝見した雰囲気からは、
もっと年長の方だと思っていました。
湯島という場所に、あんなに素晴らしいお店が在ったことを
ずっと忘れる事はないでしょう。

テーマカラーと同じオレンジ色のチョコ入りクッサン
入り口に面したチェストに並んだクロワッサン
大晦日でも通常通り980円ランチをいただけるサロン
きさ家が年末年始を東京で過ごしていた数年間のうち
後期の数年間はずっと通っていたお店でした。

ayanoさんがご縁でお店のことを知って足を運ぶようになって
フランス旅行をした年の大晦日が最後の訪問だったはず
一昨年の誕生日にhaiさんから贈っていただいた焼き菓子が最後の機会となってしまい・・・
サブレフロマージュ、美味しかったっけ。
次に湯島に行く機会(お菓子系でない行きたい場所があるのです)が作れたら、
きっとまた行こうと・・・でもそれは叶わず。

シェフと周囲の皆様の無念は察するに余りあることでしょう。
4月後半の約半月、歴代のスーシェフやスタッフさんが駆けつけて
スペシャリテをたくさんたくさん並べて営業されたそうです。

きっと加登シェフのお菓子に対する想いは
後進の方々に引き継がれて行くことでしょう。
心からご冥福をお祈りいたします。

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