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袖にしないで [愉しい休日]

藤の花

そんな2014初夏二題の1本目

前週の話題からの流れ、で週明け直ぐに頭の中はお菓子の藤の花で埋め尽くされて。
しかし待ってくれない季節も花も。それならば、と時間は短くても凝縮作戦を捻ってみた次第。
嬉しいご賛同を頂戴し、それならばと勇んで電話で取り置きだけは、と思ったのですが
「藤は先週で終わってしまって」と女将さん。
ホンモノが咲き誇る頃には姿をそっと隠すのがコチラの流儀なのですね。

う~~ん、
来年までお預け・・・それでは遅い。
藤は愛でられなくとも、他にも美しき華が咲き誇るはずだから、と
予定通り午後から出発。観光シーズンに突入したこの時期、朝からではなくこの時間からが寧ろ吉。
前週のご報告をしている間にラパ子は目的の場所に到着しました。
何も言わなくともお店の見所を直ぐに察して下さるのですもの。いつもながらに流石です。

お菓子の説明をしていただいて、チョイスは初訪問のオトモダチにお任せ。
と、言っても選びたいものは一緒なんだけどね。
生菓子を4つ、それから
ここからツナガルあのお菓子。それから我らの中に更にブームを巻き起こしつつ焼きモノも。

さて、すっかり初夏の顔
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先ずは何は無くとも葛
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美しすぎる2層の餡にうるうる
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白小豆粒と道明寺
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大納言に伊勢芋の香り
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大島の金玉羹・早苗

餡の香りに魅せられるお店が、どれほど在るというのでしょう。
海辺の街道の菓子司から、ずっとずっと遠く離れた菓子司に
しっかりと繋がっていることを
同じ香りが教えてくれる。
そのことを、またご一緒に確認しないと・・・ね。


さて、もう1軒。さらにラパ子でのドライブは続くよ。前回も満天星の咲く頃だった。
まさか1年も伺えないままになるとは思わなかったのですが、一人だとなかなか。
ご一緒して下さる心強いオトモダチが居てくださったお陰です。
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やっぱり蕨
味噌餡の柏、季節ですね
黒糖の大島には馬の焼印
そして、優しいきんとん
ああ、もっと近所にあったら絶対通ってしまうのにね。

もう1つ、再訪したら絶対したかったこと
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季節の棹菓子の1個買い!!
全てに響きの美しい菓銘が、なんともステキ。
なかなか羊羹って手が出ないでしょ。
でも、このサイズならば欲張りさんにはぴったりなんです。

名古屋人には知られていない、寧ろ他所の地方にファンを抱える和菓子司さん。
今度は田んぼの中を走る可愛い電車も一緒に見られるとイイね!

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