赤手拭と黒看板 [愉しい休日]
再び福岡編にハナシは戻って、
地下鉄空港線を中洲川端で乗り換えて呉服町駅の地上に出ると、立派な商業ビルが並ぶ町並み。
でも小さな路地を進んで行くと・・・
将軍地蔵↓とは?
昨年建て替えられた珍しい二階建てのご本堂ですが、以前はもっと珍しいお参りスポットだったそうです。
現在は鍵がかかっていて外からそ~っと窺うだけ。かろうじてお賽銭だけは入れられるようになっていましたが。
そのまま更に進むと
あちゃ~お休み!日曜&祝日は確実に休みだろうと思って今日ならば、と思ったのに・・・
先ほどの地蔵尊もそうなのですが、どうやらこの界隈は区画整理真っ只中らしく、ドンドンと新しい建物に建て替えられている模様。
以前の風情あるお店構えに惹かれて訪ねたのにWでショック!
ああ、赤飯まんじゅう(長野飯田エリアでも見かけますね)食べてみたかったのに~
この界隈は寺町らしく
立派なお寺さんも。でもその向かいからは明るいうちから賑やかな声。
養命酒にコカ・コーラにボンカレーの看板に彩られた酒屋さん。
昭和色満載の酒屋さんの店内は立ち飲みスポットになっている模様。
完全アウェイ感確実だけど、ちょっとだけ覘いてみたかった!
更に昭和なお風呂屋さん。
この界隈で個人のお宅の表札の隣に「赤手拭」という(山笠の役職名が記載された)小さな札が並べて掲げられているのを見つけてしまうと、この街は山笠中心で廻っているんだなぁ、なんて思ってしまう。
次の町内へ移動しようとしていたら、なんだか視界の先に気になるモノが!
もはや判読不能の黒い看板にボロボロの提灯
どうやら・・・うどん屋さん??営業・・・しているの??
入ってみたい衝動に駆られましたが、先程美味しいうどんを食べたばかりだしね、さすがに無理ムリ。
で、このお店は・・・写真を見てピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんね。
探してやってきたのは奥村商店さん。ちょっと面白いお店だと知って気になって来たのですが、
うどん屋さんにニヤリとされた方は、こっちも反応してくれるかしらん??
表のガラス面に”孤独のグルメSeason4”のポスターが張ってありました。
何でかな~?と思っていると
「テレビ観てくれました?」と、奥からご主人の声。
「いえ、このドラマ好きで全部録画はしているのですが、まだ観ていないのです。」
「ウチね、出てるんだよ。食べ物屋以外で出てるのウチだけ!」
なるほど、そうでしたか。
「でね、そこの真っ黒なうどん屋で食べたんよ。」
「もしかして、看板が真っ黒で屋号が判らない・・」
「そやそや、ボロボロの提灯の。」
「あ~、今わたしたちそこのお店の前を通って来たんです。凄くキニナルなぁと思ったら、ゴローさん(主人公の役名)食べたのですね!」
おお、きさアンテナも捨てたモノではないらしい←チョッと自慢
店頭には花火がまだ並んでいましたが、ずいずぃと奥に進みますと
おお、立派な羽子板だこと!ちなみにガラスケースに入ったモノは別格のお品です。
豪華な振袖の”振り”が板から飛び出してタイプ(ケースに入っていない2枚)は昨今の風潮で、昔ながらのタイプはあくまでも板の形に収まったものなんですって。
裏も見せてくださいました。そしてムクロジの羽根も!今では貴重なものでしょうね。
漢字で「無患子」と書くので「こどもが患わない」ということに因るのだとか。
初正月を迎える女の子に贈られる所以はこんなところにも。
「アタシが子供の頃はコレで(羽根つきを)やったもんさ」とご主人のお母様らしきおばあちゃま。
「え~~こんな豪華な羽子板で?」「ええ(^^)」←ちょっぴり自慢げなところが可愛らしい♪
・・・ちなみに、かなりの高級品ですよ。コレで普通に遊んじゃうって・・・どんだけお嬢様?!
「でね、この奥に松重さん(ドラマで主演の俳優さん)が座ってね・・・座って写真撮って行く?」
とサービス満点のご主人です。
我らが名古屋からやってきたと知って
「仕入れは名古屋の西区のね・・・」「新道!」「そうそう」
駄菓子問屋街としてはやはり全国区なのね。懐かしモノや最新キャラモノまで所狭しと並んでいます。
北西側の通りに面した玄関は駄菓子屋さん、南東側の通側からは人形屋さん
リバーシブル?な看板の奥村商店さん。
そして駄菓子屋側の角にまたも「唐津街道」の道標がありました!
確かに位置関係からすると・・・このまま西に進めばジャックの前だわね。
「そこの通り(大博通)が後から出来て分断されてしまったけど、その先はもう海で。今jはどんどん埋め立てられてしまったけど。この街道はずっと昔から交通の要だったんだ。うどんでもなんでも、文化の何もかもがこの港からやってきて日本中に広まったのさ。」
と、いう意味合いを博多弁で語るご主人、かっこいいです。
大博通を越えてまた唐津街道に戻ってテクテクと
おお、その昔の博多ツアーでやってきたチョコレートショップ。
今でも人気は健在にようで車はひっきりなし。さすがに今回はパスね。
「あ~~絶対今日帰るなら寄りたい系だよ」
きっと普段のお買い物にわくわくする物が並んでそうな雰囲気満点!
覘いてみたいけれど、これ以上遅くなるとちょっと心配なので中には入れず。
唐津街道が次に阻まれるのは博多座の側面です。
その裏を通って、昭和通の向こう側のエリアへと・・・まだまだ山笠の街を歩きます。
地下鉄空港線を中洲川端で乗り換えて呉服町駅の地上に出ると、立派な商業ビルが並ぶ町並み。
でも小さな路地を進んで行くと・・・
将軍地蔵↓とは?
昨年建て替えられた珍しい二階建てのご本堂ですが、以前はもっと珍しいお参りスポットだったそうです。
現在は鍵がかかっていて外からそ~っと窺うだけ。かろうじてお賽銭だけは入れられるようになっていましたが。
そのまま更に進むと
あちゃ~お休み!日曜&祝日は確実に休みだろうと思って今日ならば、と思ったのに・・・
先ほどの地蔵尊もそうなのですが、どうやらこの界隈は区画整理真っ只中らしく、ドンドンと新しい建物に建て替えられている模様。
以前の風情あるお店構えに惹かれて訪ねたのにWでショック!
ああ、赤飯まんじゅう(長野飯田エリアでも見かけますね)食べてみたかったのに~
この界隈は寺町らしく
立派なお寺さんも。でもその向かいからは明るいうちから賑やかな声。
養命酒にコカ・コーラにボンカレーの看板に彩られた酒屋さん。
昭和色満載の酒屋さんの店内は立ち飲みスポットになっている模様。
完全アウェイ感確実だけど、ちょっとだけ覘いてみたかった!
更に昭和なお風呂屋さん。
この界隈で個人のお宅の表札の隣に「赤手拭」という(山笠の役職名が記載された)小さな札が並べて掲げられているのを見つけてしまうと、この街は山笠中心で廻っているんだなぁ、なんて思ってしまう。
次の町内へ移動しようとしていたら、なんだか視界の先に気になるモノが!
もはや判読不能の黒い看板にボロボロの提灯
どうやら・・・うどん屋さん??営業・・・しているの??
入ってみたい衝動に駆られましたが、先程美味しいうどんを食べたばかりだしね、さすがに無理ムリ。
で、このお店は・・・写真を見てピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんね。
探してやってきたのは奥村商店さん。ちょっと面白いお店だと知って気になって来たのですが、
うどん屋さんにニヤリとされた方は、こっちも反応してくれるかしらん??
表のガラス面に”孤独のグルメSeason4”のポスターが張ってありました。
何でかな~?と思っていると
「テレビ観てくれました?」と、奥からご主人の声。
「いえ、このドラマ好きで全部録画はしているのですが、まだ観ていないのです。」
「ウチね、出てるんだよ。食べ物屋以外で出てるのウチだけ!」
なるほど、そうでしたか。
「でね、そこの真っ黒なうどん屋で食べたんよ。」
「もしかして、看板が真っ黒で屋号が判らない・・」
「そやそや、ボロボロの提灯の。」
「あ~、今わたしたちそこのお店の前を通って来たんです。凄くキニナルなぁと思ったら、ゴローさん(主人公の役名)食べたのですね!」
おお、きさアンテナも捨てたモノではないらしい←チョッと自慢
店頭には花火がまだ並んでいましたが、ずいずぃと奥に進みますと
おお、立派な羽子板だこと!ちなみにガラスケースに入ったモノは別格のお品です。
豪華な振袖の”振り”が板から飛び出してタイプ(ケースに入っていない2枚)は昨今の風潮で、昔ながらのタイプはあくまでも板の形に収まったものなんですって。
裏も見せてくださいました。そしてムクロジの羽根も!今では貴重なものでしょうね。
漢字で「無患子」と書くので「こどもが患わない」ということに因るのだとか。
初正月を迎える女の子に贈られる所以はこんなところにも。
「アタシが子供の頃はコレで(羽根つきを)やったもんさ」とご主人のお母様らしきおばあちゃま。
「え~~こんな豪華な羽子板で?」「ええ(^^)」←ちょっぴり自慢げなところが可愛らしい♪
・・・ちなみに、かなりの高級品ですよ。コレで普通に遊んじゃうって・・・どんだけお嬢様?!
「でね、この奥に松重さん(ドラマで主演の俳優さん)が座ってね・・・座って写真撮って行く?」
とサービス満点のご主人です。
我らが名古屋からやってきたと知って
「仕入れは名古屋の西区のね・・・」「新道!」「そうそう」
駄菓子問屋街としてはやはり全国区なのね。懐かしモノや最新キャラモノまで所狭しと並んでいます。
北西側の通りに面した玄関は駄菓子屋さん、南東側の通側からは人形屋さん
リバーシブル?な看板の奥村商店さん。
そして駄菓子屋側の角にまたも「唐津街道」の道標がありました!
確かに位置関係からすると・・・このまま西に進めばジャックの前だわね。
「そこの通り(大博通)が後から出来て分断されてしまったけど、その先はもう海で。今jはどんどん埋め立てられてしまったけど。この街道はずっと昔から交通の要だったんだ。うどんでもなんでも、文化の何もかもがこの港からやってきて日本中に広まったのさ。」
と、いう意味合いを博多弁で語るご主人、かっこいいです。
大博通を越えてまた唐津街道に戻ってテクテクと
おお、その昔の博多ツアーでやってきたチョコレートショップ。
今でも人気は健在にようで車はひっきりなし。さすがに今回はパスね。
「あ~~絶対今日帰るなら寄りたい系だよ」
きっと普段のお買い物にわくわくする物が並んでそうな雰囲気満点!
覘いてみたいけれど、これ以上遅くなるとちょっと心配なので中には入れず。
唐津街道が次に阻まれるのは博多座の側面です。
その裏を通って、昭和通の向こう側のエリアへと・・・まだまだ山笠の街を歩きます。
2014-10-12 03:34
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