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弾けるカカオ [ありがたくいただきました]

すっかりショコラモードになってますが、まだまだ続きますよ!

だって、この凄いタブレットが!
DSCF1945.JPG
まさかこの手の中で香るなんて・・・そんな幸運があってイイのかしら!!
ショコラ好きにとっては、まさに憧れのアラン・デュカスのタブレット。
ペルー75%

前週にチョコレート展後のスペシャルテイスティングで初めてJavaをお味見させて頂きまして、その翌週に全く別の経由地を経て
何と言うタイミングで、しかも1枚のまんま!!
そして、そして、まさかの

ノ ン コ ン チ ェ !

DSCF1939.JPG

・・・ノンコンチェって耳馴染みが無い??

コンチング、とはチョコレートの製造工程の後半の重要部分で
カカオマスとカカオバター、砂糖(と、殆どは乳化材を添加して)高温で加熱しながら練り上げます。
伝統的な製法では70時間以上もかけるそうで、長時間練ることによって香り良く口どけも滑らかなチョコレートになるのだそう。

で、これは敢えてコンチングをしていないショコラなのです。

ナゼ??

カカオの選別から手がけるショコラトリで
最上品質カカオの魅力を最大限に引き出すために。
”コンコンチング無しで耐え得る素材(カカオ)在って”ってこと。

チョコレート展でコンチング工程の動画を見ながら思ったことは
「あ~これだけ高温で加熱してたら、アロマ(香り)が飛んでしまうんじゃ?」って。
DariKさんなんかで美味しいカカオニブを頂いていると、あまりに長時間のコンチングは良い素材にとっては逆に魅力を消してしまう結果になるのではないか??と。
素材がよければ、それをそのまま生かすのが一番なんだしね。

で、取り出してみると
DSCF1941.JPG
独特の柄のタブレット。とても美しい!
美味しい=美しい、の基準にピタリと当てはまる。
そして魅惑的な香り・・・思わず袋をクンクンとしてしまう←絶対ショコラ好きならやってるハズ!!
またこのジッパー付きの紙袋(内側アルミ)が素晴らしいのです。
デザイン・質感は勿論の事、ショコラ愛が溢れている~

実は、ノンコンチングのショコラを頂くのは2回目です。
(そのハナシは、また今度)
初めてノンコンチングを頂いた時の衝撃、それを踏まえてのアランデュカス。
最初の予習が無ければ、ちょっと面食らってしまったかもしれません。

カカオとお砂糖が弾ける、と言えばいいのかな。
サクサク
ショリショリ
クリスピーな食感。
・・・ペルーの華のある酸味に酔いしれます。
知らないで食べたら、「お酒が入っているの?」と思う人もいるかもしれない。
DSCF1992.JPG
それ程に香るカカオ!それが口の中で軽やかに弾けて・・・
とっても貴重なタブレットですから、少しずつ少しずつ味わうようにしていますが、
許されるなら

ぱく

ぱく

ぱく

って、思いっきり食べてみたい!って衝動に駆られます。

良質なカカオを探し育て、それに見合う最良の方法でショコラを生み出す

まだまだごく一部かもしれないけれど、この流れはきっと大きな力で動き出すのではないでしょうか。

憧れの存在だったタブレット。
全てはお菓子の神様のご縁のお陰ですね。ありがとうございます!


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