2014夏18きっぷ・最終章其の3 [愉しい休日]
8月最後の土曜日に日帰りで東京に行くことは、実はかなり前に決まっていたのです。
だけど当初の目的は残念ながら果たすことは出来なくなり
それに伴い色々な計画が変わってしまって・・・
とは言っても、どう転んだって所詮は全部きさのワガママ企画。
それに乗っかって下さった皆様には感謝、の言葉しかない訳で。
「きささんに一度アレを食べさせてあげたいんだけど、振動に弱いからね。お土産に持っていくことは出来ないんだよ。」
師匠からそう教えて頂いたのは日曜祝日お休みの和菓子屋さんの水羊羹。
上生菓子屋さんの水羊羹がまるで小豆の雲のようであることは理解できるものの
「衝撃に弱くて崩れてしまう」
とは、如何なる水羊羹なのでしょう??
その疑問を抱えたまま早数年が過ぎ、やっとやっとその願いが叶えられる!と思ったものの
計画変更に伴い優先順位を見直すと・・・両国まで行くことは時間的に厳しいことが判明。
嗚呼、折角の夏の土曜日なのに!
それがね
これなのですよ。隊長が午前中に引き取りに行ってくれたのでした。
両国から品川まで取って返して、コインロッカーを確保して厳重保冷状態で収納しておいてくれたのです。
4時間の移動中ずっと振動に気を遣うのは大変なので、最後に品川駅で対面することにしたの。
お店の方からは2度も「お平らに」と送り出された隊長が細心の注意を払ってくれたお蔭で美しいまま。
小さな箱ですが、ずっしり。本当にずっしりと重たい。
まだこのままの状態では師匠の言葉の意味は判らない。
が、
スプーンを手に持ち帰り容器(当然ながら準備して行きましたとも)に移そうとしたら
ず、
ずずずっ
まるで雪崩のように
それまで固体の態を成していた水羊羹は
流体へ
と・・・一気に変貌したのです。唖然の3人。
うわぁ、そういうことだったんだ。
3つの密閉容器に流し込みつつ、ギリギリ固体の部分をスプーンで漉くって一口ずつ賞味。
ううう、これは凄い。としか言いようが無い。
ああ、ありがとう。
そして先ほど自由ヶ丘で頂いた絶品の葛まんじゅうも
越後屋若狭さんの夏の上生菓子なのでした。
「何か買っておいた方が良いものはあるかしら?」
「お嬢の好きなものがイイなぁ。わざわざ時間を割く必要ないから、お嬢のいつものお店に行かれるついでに何か一緒にお願いできたら。」
それなのに、それなのに。
「水羊羹は心配だったから、生菓子にしたの。」
隊長もお嬢も、二人とも両国に行ってくれていたんだね。
もちろんお嬢だって通り道なんかじゃなく、わざわざのわざわざ。
水羊羹の予約をするときに、やっぱり少しは迷ったの。
せっかくだから上生菓子もお願いしておこうか?って。
だけど、止めておこうと思ったのはオカシの神様の取り計らいだったのかな。
そして
この日の隊長は怖かったのよ。
久しぶりのお江戸(今年の元日は急遽参集だったからね)歓待モードが凄いのなんの。
越後屋さんの後、品川での待ち合わせまでに隊長が何をしてくれていたか?って
一つは先ほど頂いた銀座(ってか有楽町だけど)かずやで煉をピックアップして
*当然ながら予約しておかないと買えないはず
四角い容器に入っている日持ちするタイプとは、全くの別物です。
しかも2箱も!
1箱は自由ヶ丘で開封して、もう1箱は保冷剤ごと名古屋までお土産に、って。
有楽町からのトドメの一撃は
うわぁ、飛行機でやってきたパリジェンヌ!
以前カット個包装のものを頂戴したことがありますが、コレは丸ごとドカン!!
こんな恐ろしいお菓子、名古屋だけで頂いてしまう訳にはいかないので大急ぎでカット!!
ケーク型がね、完全にフランスサイズですよ。
ちょっとした小型の食パンくらいに大きいの。
・・・・オソロシイオネダン
香りだけでも、もうフランスの気分。舞い上がったまま帰りの電車に。
グリーン券を準備してくれたおかげでゆっくり座って
隊長は藤沢までお付き合い下さいました。
2階建て座席の下からパチリとしたら保冷バッグがチラ写り。
ホームにはレトロな車両カラーの売店が~
本当にありがとう。完璧のお菓子コンシェルジュさん。
さぁ、熱海までの時間は仕事が待ってるのよ~~
オリジンーヌさんのケークをカット!
久しぶりのメルベイユちゃんとハジメマシテのトロピックたん。
中にはパッションが!そして生地はケーク&ダックワーズの2層仕立てなのですよ~
王子から頂いた福岡ジャックのケーク・禅と一緒に
3両編成にしてみたの図。豪華やね~
続いて撮りだけしておこう
セシルの焼き菓子(あるだけ全部、だったと懺悔しておきます)
王様のトルテ、カトルカールグアナラ、カトルカール
スペキュロス、ココアサブレ、ガレットブルトンヌ
もう殆ど残っていませんけどね。
果たして次の機会は・・・在るのだろうか??
熱海で浜松行きロングシートに収まりまして
とりあえず夕ご飯時なので、エキュート品川で調達した山葵と生姜の稲荷をパクッと。
途中ウトウトしつつ・・・どこかで師匠と擦れ違った(もちろん、行きもね)らしい。
帰りは浜松+豊橋で乗り換えですが、ずっと座って帰ることが出来ました。
大垣行きの新快速で
隊長からの恐ろしき粉モノ
「新しいお店ではないけど、きささんはまだ行ってないよ」がヒント。
「いつ買ってきてくれたの?」「昨日」
・・・隊長の平日移動可能路線図から考えてもワカラナイ。
「昨日のおやつのアレも同じお店?」「うん。」
そのヒントからどうにか回答を導き出して。
あ~~
この日、このようなカタチで初対面を果たす展開となったのも
きっとお菓子の神様采配ですな。
・・・翌日、オカシナコトが起こったのよ。
で、
結論は、お店に行きたい!って。
実はお店のブログは拝見していたものの
密かに避けていた、という部分があったのは否めない。
これ以上・・・容量オーバーになってしまうと思っていたから。
でも、これからは伺うことが出来る気がする。
そしてお夜食タイムに突入。
エキュートのターブルオギノでパテカンサンド、大麦チーズサラダ、そしてローズマリーのフォカッチャ。
いやいや、参りましたねぇ。エキナカでこんなの買えるんだもん。
長い長い一日も、無事に終えることができました。
ありがとう。
たくさんの嬉しい出来事が詰まった夏の最後の日の話。
あ、きさだけ18きっぷで4回出掛けて残りの1枚がどうなったか?って??
それは・・・どうか無事にお戻り下さいね。楽しいお土産話を待っています!!
だけど当初の目的は残念ながら果たすことは出来なくなり
それに伴い色々な計画が変わってしまって・・・
とは言っても、どう転んだって所詮は全部きさのワガママ企画。
それに乗っかって下さった皆様には感謝、の言葉しかない訳で。
「きささんに一度アレを食べさせてあげたいんだけど、振動に弱いからね。お土産に持っていくことは出来ないんだよ。」
師匠からそう教えて頂いたのは日曜祝日お休みの和菓子屋さんの水羊羹。
上生菓子屋さんの水羊羹がまるで小豆の雲のようであることは理解できるものの
「衝撃に弱くて崩れてしまう」
とは、如何なる水羊羹なのでしょう??
その疑問を抱えたまま早数年が過ぎ、やっとやっとその願いが叶えられる!と思ったものの
計画変更に伴い優先順位を見直すと・・・両国まで行くことは時間的に厳しいことが判明。
嗚呼、折角の夏の土曜日なのに!
それがね
これなのですよ。隊長が午前中に引き取りに行ってくれたのでした。
両国から品川まで取って返して、コインロッカーを確保して厳重保冷状態で収納しておいてくれたのです。
4時間の移動中ずっと振動に気を遣うのは大変なので、最後に品川駅で対面することにしたの。
お店の方からは2度も「お平らに」と送り出された隊長が細心の注意を払ってくれたお蔭で美しいまま。
小さな箱ですが、ずっしり。本当にずっしりと重たい。
まだこのままの状態では師匠の言葉の意味は判らない。
が、
スプーンを手に持ち帰り容器(当然ながら準備して行きましたとも)に移そうとしたら
ず、
ずずずっ
まるで雪崩のように
それまで固体の態を成していた水羊羹は
流体へ
と・・・一気に変貌したのです。唖然の3人。
うわぁ、そういうことだったんだ。
3つの密閉容器に流し込みつつ、ギリギリ固体の部分をスプーンで漉くって一口ずつ賞味。
ううう、これは凄い。としか言いようが無い。
ああ、ありがとう。
そして先ほど自由ヶ丘で頂いた絶品の葛まんじゅうも
越後屋若狭さんの夏の上生菓子なのでした。
「何か買っておいた方が良いものはあるかしら?」
「お嬢の好きなものがイイなぁ。わざわざ時間を割く必要ないから、お嬢のいつものお店に行かれるついでに何か一緒にお願いできたら。」
それなのに、それなのに。
「水羊羹は心配だったから、生菓子にしたの。」
隊長もお嬢も、二人とも両国に行ってくれていたんだね。
もちろんお嬢だって通り道なんかじゃなく、わざわざのわざわざ。
水羊羹の予約をするときに、やっぱり少しは迷ったの。
せっかくだから上生菓子もお願いしておこうか?って。
だけど、止めておこうと思ったのはオカシの神様の取り計らいだったのかな。
そして
この日の隊長は怖かったのよ。
久しぶりのお江戸(今年の元日は急遽参集だったからね)歓待モードが凄いのなんの。
越後屋さんの後、品川での待ち合わせまでに隊長が何をしてくれていたか?って
一つは先ほど頂いた銀座(ってか有楽町だけど)かずやで煉をピックアップして
*当然ながら予約しておかないと買えないはず
四角い容器に入っている日持ちするタイプとは、全くの別物です。
しかも2箱も!
1箱は自由ヶ丘で開封して、もう1箱は保冷剤ごと名古屋までお土産に、って。
有楽町からのトドメの一撃は
うわぁ、飛行機でやってきたパリジェンヌ!
以前カット個包装のものを頂戴したことがありますが、コレは丸ごとドカン!!
こんな恐ろしいお菓子、名古屋だけで頂いてしまう訳にはいかないので大急ぎでカット!!
ケーク型がね、完全にフランスサイズですよ。
ちょっとした小型の食パンくらいに大きいの。
・・・・オソロシイオネダン
香りだけでも、もうフランスの気分。舞い上がったまま帰りの電車に。
グリーン券を準備してくれたおかげでゆっくり座って
隊長は藤沢までお付き合い下さいました。
2階建て座席の下からパチリとしたら保冷バッグがチラ写り。
ホームにはレトロな車両カラーの売店が~
本当にありがとう。完璧のお菓子コンシェルジュさん。
さぁ、熱海までの時間は仕事が待ってるのよ~~
オリジンーヌさんのケークをカット!
久しぶりのメルベイユちゃんとハジメマシテのトロピックたん。
中にはパッションが!そして生地はケーク&ダックワーズの2層仕立てなのですよ~
王子から頂いた福岡ジャックのケーク・禅と一緒に
3両編成にしてみたの図。豪華やね~
続いて撮りだけしておこう
セシルの焼き菓子(あるだけ全部、だったと懺悔しておきます)
王様のトルテ、カトルカールグアナラ、カトルカール
スペキュロス、ココアサブレ、ガレットブルトンヌ
もう殆ど残っていませんけどね。
果たして次の機会は・・・在るのだろうか??
熱海で浜松行きロングシートに収まりまして
とりあえず夕ご飯時なので、エキュート品川で調達した山葵と生姜の稲荷をパクッと。
途中ウトウトしつつ・・・どこかで師匠と擦れ違った(もちろん、行きもね)らしい。
帰りは浜松+豊橋で乗り換えですが、ずっと座って帰ることが出来ました。
大垣行きの新快速で
隊長からの恐ろしき粉モノ
「新しいお店ではないけど、きささんはまだ行ってないよ」がヒント。
「いつ買ってきてくれたの?」「昨日」
・・・隊長の平日移動可能路線図から考えてもワカラナイ。
「昨日のおやつのアレも同じお店?」「うん。」
そのヒントからどうにか回答を導き出して。
あ~~
この日、このようなカタチで初対面を果たす展開となったのも
きっとお菓子の神様采配ですな。
・・・翌日、オカシナコトが起こったのよ。
で、
結論は、お店に行きたい!って。
実はお店のブログは拝見していたものの
密かに避けていた、という部分があったのは否めない。
これ以上・・・容量オーバーになってしまうと思っていたから。
でも、これからは伺うことが出来る気がする。
そしてお夜食タイムに突入。
エキュートのターブルオギノでパテカンサンド、大麦チーズサラダ、そしてローズマリーのフォカッチャ。
いやいや、参りましたねぇ。エキナカでこんなの買えるんだもん。
長い長い一日も、無事に終えることができました。
ありがとう。
たくさんの嬉しい出来事が詰まった夏の最後の日の話。
あ、きさだけ18きっぷで4回出掛けて残りの1枚がどうなったか?って??
それは・・・どうか無事にお戻り下さいね。楽しいお土産話を待っています!!
2014-09-03 23:56
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